クッキングサロン原宿 講師
植野一恵
Kazue Ueno


五感を使って基本を学びましょう
あふれる“レシピの海”でおぼれそうになっているあなた。
クッキングサロン原宿の五感を使ったレッスンが、失いかけた料理への自信を取り戻します。
ある生徒さんから相談を受けたことが、クッキングサロン原宿オリジナルのレッスンにつながりました。
「ネットでレシピが簡単に手に入るのはありがたいのですが、きちんと分量を量って、レシピ通りにちゃんと作ってみても、味が定まらず、何を作ってもおいしくないんです!どうしてでしょう?」というものでした。
ちゃんとレシピ通りに作るのにおいしくないというのは、基本が身についていないのにレシピに依存し過ぎるあまり肝心な自分の感覚を置き去りにしてしまっているからではないでしょうか。 レシピの中の数字や文字に頼りすぎると、味つけが今一つ決まらなかったり、具材や調味料を入れるタイミングを逃してしまうことがあります。
「なぜこのような工程を踏むのか?」その理由を理解し、基本をしっかり身につければ、“目分量”や“塩梅”など自分の感覚でもおいしい料理を作ることができるようになるのです。クッキングサロン原宿では、こういった感覚をレッスンに取り入れています。
例えば、
視覚「見る」
立ちのぼる湯気や煙、揚げ物の時の油の泡の大きさなどをよく観察する。
聴覚「聞く」
具材を鍋に流し込んだ時のジュ―という音やパチパチと跳ねる油の音などで調理のタイミングを知る。
触覚「触る」
肉の焼き上がりを触った時の弾力で測ったり、生地の硬さを耳たぶの柔らかさで測る。
嗅覚「嗅ぐ」
食材を入れる前と後の香りの違いや、香辛料の香りが立つタイミングを意識する。
味覚「味わう」
味つけ前の素材の味と調味料を加えた後の味の変化に気づいたり、調味料を複数回に分けて加え、味を決めていく。
このように五感を使って作ることで基本が身につくと、自然と自信が生まれ料理をすることが楽しくなっていきます。さらに、自分なりの応用や工夫が生まれてくるので、レシピに頼らなくても“自分なりの味”が作れるようになるのです。長年の講師キャリアを生かし、これからもひとりひとりの生徒さんのお悩みに丁寧に向き合っていきたいと考えています。
食卓にうるおいを
この言葉も、私のモットーのひとつです。
楽しく作り、楽しく食卓を囲むことは、生きる活力や喜びになり人生のうるおいに通じます。
生徒さんひとりひとりの料理の上達をお手伝いするだけでなく、忙しい日常から少し離れ、クッキングサロン原宿で過ごす時間が癒しの場になってほしいと心から願っています。
教室名に「サロン」という言葉を入れたのもそんな想いからです。
単に料理を習うだけの場所ではなく、ここクッキングサロン原宿で出会った人と人とがつながり、人生をより豊かで楽しいものにしていってほしいと願ったからです。
ぜひご一緒いたしましょう!


経歴
高校時代より、地方初の個人料理教室「国際料理研究所 クッキングスクール」を創った母、高塚理恵先生に師事し家庭料理全般を学ぶ。
同時期より日本でフランス料理やバイキング方式を広めた功労者である元帝国ホテル顧問の故・村上信夫先生に師事し、フランス料理のフルコースを学ぶ。
現帝国ホテル特別料理顧問の田中健一郎先生からフランス料理を学ぶ。
今田美奈子先生に洋菓子・テーブルセッティングを学ぶ。
パリのコルドンブルー、ホテルリッツなどで研修。
日本アントナン・カーレム協会創立メンバーとして活動中。
保有資格
チーズアドバイザー
製菓師範資格(今田美奈子食卓芸術サロン)
テーブルセッティング師範資格(今田美奈子食卓芸術サロン)
日本アントナン・カーレム協会理事
幼稚園教諭一級免許
メディア出演・掲載実績
2002年4〜9月 BS朝日準レギュラーで、「植野一恵のお作法コーナー」を担当
2005年 ノルウェーサーモントラウト・レシピコンテストにて受賞
2009年 クリストフル・ジャパンCEO(当時)イブ・アルマニー氏と銀器について対談
2010年 ケイコとマナブ イタリアンレッスン開催
2015年 日本アントナン・カーレム協会の創立メンバーとなる
その他
ベネッセコーポレーション雑誌取材
NTTタウンページ取材
東京ガス取材
東京FM取材
イサイズ取材
講談社雑誌取材
その他BSテレビ、ラジオ番組取材など
趣味
・水泳 「蹴伸び」の意味も知らずダイエット感覚の軽い気持ちで始めたものの、凄腕コーチに出逢いしごかれまくった結果4泳法を習得。一度プールに飛び込めば2000mは泳ぎ、かれこれ20年近いキャリア。
・古いシャンソンやボサノバを聴くこと。
・パリのパサージュ巡りや黄昏を愛でること。
・小さな子ども達と一緒に遊ぶこと。
※講師 植野一恵は、コロナワクチン3回接種を完了しております。